せっかくのゴルフのホームページなので先日行われた第133回全米オープンゴルフについて書いてみます。 スコットランドのロイヤルサルーンGCで開催され、4日間とも珍しく好天に恵まれた。時よりスコットランド特有の通り雨に襲われ、1日に4回の四季が来るという過酷な条件はテレビを見ている視聴者にもよくわかった。 4日目首位スタートのトッド・ハミルトン。優勝圏内にはミケルソン、エルス、シン等等、さらにタイガーまでもがいて優勝を虎視眈々と狙っている。 筆者はこの伏兵中の伏兵であるハミルトン略して、ハミーがこの大会で勝てば面白いのに。と、軽い気持ちで見ていた。 日本ツアーでは近年まで実力者。去年からアメリカツアーに本格的参戦。 はっきり言って地元のファンには全く無名だったに違いない。それが証拠に優勝インタビューでも本人は同じことをコメントしている。 最終日、丸山が放送時間の初めの1時間で画面から消え、神山もさらに消え、タイガーを応援するも、どうも全盛期の様な神がかり的な強さが感じられない。 ところが、ハミーは強かった。 エンドレスに続く最終日の放送。初日から見続けたため寝不足の脳にはスコットランドのリンクスの単調な画像はいつもながらきつい。 途中、何度も睡魔に襲われたが目覚めればかろうじてテレビ画面はゴルフ中継を映している。じつは筆者はこの日友人2人と連休を取って琵琶湖ほとりにある高級リゾートホテルに宿泊にきている。窓の外には静かな湖面がはるか遠くまで広がり昼の暑さを癒すほのかな月の光がそよそよと降り注いでいる。 部屋にいる親友2人は既に寝ている。そう、時間はもう午前二時をとうに過ぎているのだ。 全英オープン最終日。4大メジャーでもっとも歴史があるトーナメント。家で録画したビデオも2時までしか予約していない。17番でエルスがバーディー、18番でハミーがボギーをたたき、共に9アンダーでプレーオフをむかえた。 こうなる事はわかっていたのだ。思いかえれば、99年カーヌスティー。フランスの伏兵ジャン・バンデベルド。バンデベルデと呼ばれる事もある。17番ホールまで3打差のリードしておきながらの18番でトリプルボギー。プレーオフでの大逆転負け。今日の放送でもその時の再現ビデオが事細かに映しだされた。バンデベルドの18番ホールは当時ゴルフのレッスン書に悪い見本として詳解されたりしたが、彼は実はその時優勝したポーリーよりも有名になった。今日はフランスでの放送のレポーターとして来ているみたいだ。 友人には悪いが、私はこの時間に起きている事を幸せに思う。 追いついたエルス、最終日ついに首位を譲らなかったハミー。 どちらがゴルフ・ターミネーターなのか? プレーオフ3ホール目、エルスが痛恨のボギーをたたく。 最終4ホール目長い闘いを締めくくるハミーのパーパットが決まる。 ボールを拾い上げたハミーにキャディーが駆け寄り抱きつく。 両手を挙げてのガッツポーズ。 きわめて地味だ。しかし力が入る。メジャー初優勝。 日本ツアーで実力を蓄え、38歳遅咲きの栄冠。 おめでとう。そして有り難う。 海外を目指す日本人ゴルファーはハミーの優勝に手ごたえを感じたに違いない。俺も続くと。 丸山、ヒデミチ、星野、宮里優作、ぐらいか?
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2004年7月22日(木)
No.10
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